you 4 バナナプラグを差す穴は、末端処理していないケーブルを押さえるネジにあります。ですので、接触部分を考えると、バナナプラグ、このネジと2段階あります。バナナプラグを使うときはネジを強く締めておくことが必要かと思います。どうでもいい話 あるいはスピーカーあるある都市伝説個人的には、こうした接触箇所は一か所でも減らしたいです。経験的には、こうした接触部分は数~10mΩの接触抵抗が発生し、この接触抵抗は、押し付ける圧力に強く依存し、強く押し付けるほど接触抵抗が下がります。ですので、数V数百Aといった低電圧高電流の装置などは端子の締め付けトルクを厳しく管理して対応しています。たかが数mΩと思われるかもしれませんが、スピーカーであっても影響はゼロではなく、歪率が0.0数%を気にされるとか、ダンピングファクタがどうのこうのというのであれば、無視できない数値になりえます。 この接触抵抗はバナナプラグにも言えることです。板バネと丸穴の組み合わせは、構造的に点接触です。しかも押し付ける力は強くない構造です。これでは接触抵抗はそれなりに大きいでしょう。