ワイン新酒/ボジョレーヌーヴォー/ボージョレ・ヌーボー マルセル・ラピエールの名にかけて! 自然派ボジョレーの礎(いしずえ)マルセル・ラピエール 最新技術を駆使して大量生産でボジョレー・ヌーボを生み出す生産者が多い中、ラピエールファミリーのワインは 昔からの製法とはすなわち、太陽の光と大地の恵みの全てをワインにこめる造り方。あるがままを守るためにあえて
/ボジョレー・ヌーヴォー2018/ボージョレ ヌーヴォー
/ボジョレー ヌーボー/ボージョレー ヌーボー/
ボージョレー ヌーヴォー/11月15日解禁
上質のヌーヴォーをお届けします!!
自然派ボジョレーの礎(いしずえ)マルセル・ラピエール
2010年10月、ボジョレーのみならず、ヴァン・ナチュール 自然派と呼ばれる
醸造の世界に大きな功績を残した巨匠 マルセル・ラピエールが病気のため他界しました。
61歳。自然派ワインの父と呼ばれた男のあまりにも早すぎる死でした。
その大きな悲しみを胸に、ラピエール ファミリーは結束を強めました。
長男のマチューは、ドメーヌに戻って数年間、栽培に醸造にと
父と共にワイン造りの中核を担っていました。
この数年の内には、最悪の天候の年もあれば、最高の条件が整った年もあり、
その両方を父と共に経験 することで、凝縮した経験を得ました。
この貴重な経験を経て、マルセルのワイン造りの魂は
確実にマチューに受け継がれています。
このカンボン醸造所は、マチュー、奥様のマリー、幼馴染の親友ジョセフ・シャモナール(通称シャー)の手で
ワインをつくり続けています。
今年も愛情を込めたぶどう畑から、良質なワインが届くことでしょう。
ラピエール ヌーヴォーの特徴は、華やかな果実味とスムーズな飲み心地。
エキス分のしっかりとした、赤ワインでありながら透明感のある繊細な味わい
に満ちています。
■第1 次世界大戦中、村の留守を預かる女性達が植えた葡萄樹
マルセルが友人のシャーと共にシャトー・カンボンを購入したのは1995 年の事。
以前の所有者は葡萄を売りに出していて自らは醸造を行っていませんでした。
初年度の生産量は14,000 本。マルセルも当初は余った葡萄は売りに出していましたが、
現在では所有する13ha の畑から収穫される葡萄は全て自家醸造されています。
ちなみにシャトー・カンボンからリリースされるキュヴェは“ボジョレー”“ボジョレー・ロゼ”
そして良い年のみに造られる“ル・カンボン”です。
スペシャル・キュヴェ“ル・カンボン”の特徴は良い年だけに造られる事の他、“Grille-Midi (グリー・ミディ)”と言う
約1.5ha の特別区画の葡萄が使用されているのが特徴です。
道を挟んでブルイィに隣接するこの畑は日中の気温が高く、他の畑よりもアルコールの高い凝縮した
ワインに仕上がります。
昔からの自然なワインの製法をかたくなに守っています。
手のかかる方法でワイン造りに取り組んでいるといえます。有機栽培・無農薬・酸化防止剤も使わない オーガニック・ボジョレー・ヌーボー
「定番を超える定番」を生み出すこと、
それが2022年秋冬のテーマです。
未来に向けて帽子づくりを見つめ直します。