ek 5 ノイズキャンセリングなんかの機能は他の人が書いてるので、音質に特化してレビューします。また他に持ってる重低音を売りにしてるソニーのWF-XB700(14200円)とも比較しています。【高音】ソニーのきらびやかな高音に対して、JBL独特の歯切れのいい高音は聴いてて気持ちいい。ただ曲によってはシャリ感があるのでここは好みが分かれるところ。【中音】伸びのあるはっきりしたボーカルだが、うるさすぎることはない。ここはソニーと互角。女性ボーカルものびやかに表現する。【低音】引き締まった低音がビシバシとくる。ベースというよりはバスドラの方がよく聞こえる。ソニーは重低音に特化してるのでバスドラよりはベースが目立つ。【重低音】ここはソニーが優ってる点。下からズンズンと低音が響いてくる感じ。だからと言ってJBLが重低音が出てないわけでなく、ちゃんと出てる。イコライザーで低音を増強するもドライバーの違いなのかソニーにはかなわない。【音の広がり、臨場感】臨場感はかなりいい。ひとつひとつの楽器の音がクリアに広がりのある音場の中で存在する。ただ低音重視で柔らかく広がるソニーの方が一回り近く音場が広く感じる。【イコライザー】ジャズ、ボーカル、BASS、クラブ、スタジオの5種類以外に自分でカスタマイズできるマイEQってのがある。また上の5種類も自分なりに微調整したものを記憶させることができる。イコライザーをかけなくても十分にいい音がするが、これらによりさらに自分の好きな音作りに調整できるのがいい。【不満点】*耳に装着する時にタッチパネルを触ってしまうので不意にノイキャン設定とかになってしまう。なので結局はタッチパネルで変更できないような設定にしてしまった。*ソニーはならないが、動画によっては遅延が発生する。ただJBLには遅延に対応したビデオモードってのがある。*左と右がわかりにくいのでLとRの文字の色を変えるとかして欲しかった。【総評】ノイキャンなんかの機能はいらないので重低音が欲しいって人はソニーがいいが、そうでなければJBLはかなり買いだと思う。ただいい意味でドンシャリなので、少しでも気になる人は量販店なんかで試聴した方がいいと思います。